オースター

なかなか寝付けないので,読書.
オースターの『幽霊たち』.
そのなかの一節.

現在は過去に劣らず暗く,その神秘は未来にひそむ何ものにも匹敵する.世の中とはそういうものだ.一度に一歩ずつしか進まない.

逆に考えると,ある日起きたらすべてがうまくいってるってことはほとんどありえなくて,気付いたら事態はとんでもない方向に進んでるっていうパターン.身に覚えがあるような無いような...今日はこんなことをしみじみ感じました.

幽霊たち (新潮文庫)

幽霊たち (新潮文庫)